人口増加率5年連続全国1位「流山市」
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千葉県流山市は全国792市の中で人口増加率5年連続1位。
流山市は2005年につくばエクスプレス開業。秋葉原まで20分台。
流山ICは都心へのアクセスが向上。何もなかった駅前は
商業施設・オフィスビル続々オープン、マンション建設ラッシュ。
流山おおたかの森駅は20221年首都圏人気駅ランキング2位。人工は今年20万人突破。
人口増加のきかっけとなったのはある広告だった。
「母になるなら流山市」というキャッチコピーの広告。
2010年から首都圏の駅に広告を展開。
市の職員が駅前で一般の方をスカウトして撮影した。
流山市は10年前に比べ子ども、子育て世帯が急増。
子育て世代向けサービスを強化。保育園を毎年新設し認可保育園は92ヶ所。
コンビニより保育園が多い街。日本で初めてチームラボがデザインを設計した
保育園「キッズラボ南流山園」も話題。遊具が一切なく、
あえて凹凸のある地面にすることで空間把握能力が備わるという。
子育て世代に便利な施設が駅前にあった。おおたかの森送迎保育ステーション。
保護者が子どもを連れてくるとバスで流山市内の保育園にバスで送迎してくれる。
夕方、バスで帰ってきた園児は保護者が迎えに来るまで施設内で預かってくれる。
兄妹で別の園になっても送迎場所が1ヶ所で済む。
人口増加率5年連続全国1位「流山市」その仕掛け人は井崎義治流山市長(67)。
市長就任時1番の課題はつくばエクスプレス沿線の区画整理事業だった。
アメリカで都市計画などを学んだ経験を活かし
市のブランド課を推進し「マーケティング課」を設立。
一番早く、一番高く売れる街を掲げ都心から一番近い森のまちをPR。
さらに、保育サービスを充実させ、「母になるなら、流山市。」の広告を展開。
駅前開発も推進し2019年に流山おおたかの森駅周辺の区間整理事業を完了させた。
かつて江戸川の水運で栄えた「流山本町」2011年地域活性化を目的に
建物の外観を保てば改装費・家賃の一部を支援する制度ができた。