広島県知事 平和祈念式出席イスラエル大使を公開説教
湯崎知事はあいさつの中で、自身が先日、
多くの弥生人の遺骨が発掘されている鳥取県の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡を訪れた際、
頭蓋骨や腰骨に突き刺さった矢尻などを目の当たりにした経験を語り
「当時の争いの生々しさを物語る多くの殺傷痕を目の当たりにし、
必ずしも平穏ではなかった当時の暮らしに思いを巡らせました」と述べた。
その上で、現世でも戦争が続いていることに触れ
「現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。
現代では、矢尻や刀ではなく、男も女も子供も老人も銃弾で撃ち抜かれ、
あるいはミサイルで粉々にされる。国連が作ってきた世界の秩序の守護者たるべき大国が、
公然と国際法違反の侵攻や力による現状変更を試みる。
それが弥生の過去から続いている現実です」と指摘した。
この言葉が述べられている間、NHKの映像は式に出席していた
イスラエルのコーヘン駐日大使を、ずっと映し続けた。
広島県知事あいさつがトレンドに 平和祈念式出席イスラエルを暗に批判、NHK中継でも映り続く(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
広島県の湯崎英彦知事が6日、広島市で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式であいさつした言葉が、SNSで大きな反響を呼んだ。「湯崎知事」は、インターネット上のトレンドワードにもなっている。 湯崎