2月11日 森会長が辞任の報道
<森会長発言の経過>
3日、問題発言
森会長が、JOC臨時評議員会で
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。
女性蔑視と受け取れる内容として、批判を浴びる。
4日、撤回会見
森会長が会見して「五輪パラリンピックの精神に
反するものだと不適切な表現だったと認識している。発言した件は撤回したい。
不愉快な思いをさせた皆さまにはおわび申し上げたい」と謝罪。
会長職は続投の考えを示したが、記者の質問にいらだつ場面も。
菅首相は「(今回の発言は)あってはならない」。
橋本五輪相は、森会長に対して「あってはならないことだという考えを、
強く申し上げさせていただいた」。IOCは「森会長は謝罪した。
この問題は決着したと考えている」と声明。
8日、辞退続出
組織委が、週内にも理事会と評議員会による臨時会合を開くことが判明。
スポンサー企業に対し、一連の出来事について説明を行った。
森発言後の5日間で、大会ボランティア約390人の辞退を公表。
自民党の二階幹事長は「どうしても辞めたいなら
新たなボランティアを募集する」と発言して物議を醸す。

辞任報道があった11日、NHKアナ和久田麻由子さんの発言が物議

ネットが大荒れになっている状況
元NHKアナウンサー有働 由美子さんのコメントも炎上
女性蔑視発言の責任を取り、辞意を表明した森喜朗会長の件に触れ、
自身のジェンダー意識について反省する場面があった。
有働アナは「森会長の発言から、ものすごく自分の発言も
気にするようになりましたよね。男性に言われたんですけど、
喋ってるときに泣くと『男のくせに泣いて』って言われる、
それもすごい差別じゃないかと。
『男らしく言ってきなさいよ!』も違うんじゃないかって、そう考えると、
自分の発言の半分くらいに1回ロックがかかるというか」と話す。
「これは『大丈夫なのか?』って。私も男社会に長く生きてるので、
アップデートできていない部分があるんで、すごく発言するのが怖いというか…」と反省していた。
