茨城県神栖市 波崎シーサイド道路の一部が私有地で通行料を請求
「シーサイド道路」は47年前、鹿島臨海工業地帯の開発に伴い開通した。
封鎖前は1日5000台以上が通行していた。
今では封鎖された場所を通ろうとすると通行料を請求されるという。
封鎖されたことにより交通量が激減し、周辺の商店にも影響が出ている。
事の始まりは、父親が道路沿いにある土地を購入したことだという。
調べたところ、購入した土地の一部に道路約90m分がかかっていることが判明した。
父親は旧波崎町を相手取り、土地の境界線をめぐって裁判を起こした。
1審は敗訴したが、控訴審で逆転勝訴し道路部分を含む約1000坪が私有地として認められた。
父親は買収交渉に応じなかった。理由として8年に及ぶ裁判で
全財産を使い果たしたことと、老人ホームを作れなかったことだという。
2005年、旧波崎町と旧神栖町が合併し神栖市が交渉を引き継いだ。
交渉額が半減したことで交渉は決裂し、11年前に父親が障害物を起き道路を封鎖した。
神栖市が看板を設置して現在に至るという。
こうした取り立てについて警察への相談が相次いでいるが、
署は私有地のことであり民事裁判などで解決してもらうしかない、としている。
500円だった通行料が4万円に爆上がり
2022年11月にも間違えて進入した人がトラブル
— .308納豆 (@kuralulu) November 2, 2022
1970年に茨城県波崎町(当時)が敷設したれっきとした公道である波崎シーサイド道路であるが、周辺の土地が1994年に現在の所有者に売却された後になんと道路の約90mが市有地内を通過していることが判明。
— .308納豆 (@kuralulu) November 2, 2022
地権者と波崎町で係争となり、道路部分の土地の所有権を巡り最高裁まで争った。
土地の買収も行政は周辺地価から算出した額で約1000万円を提示しているらしいが、それに対して地権者側は補填も含め3億円を要求。
— .308納豆 (@kuralulu) November 2, 2022
今後も近く売却交渉が進む様子はない…
というなんとも泥沼みたいな状況になっているとか。
12月5日 地権者の男性が逮捕(4度目)
逮捕容疑は11月8日午後4時50分ごろ、同市の自宅前路上で、
運転する軽トラックの前に鹿嶋市、会社役員、男性(43)が
立ちふさがっているのを認識しながら急発進して男性に衝突、
腰の骨を折るなど全治約2カ月のけがを負わせた疑い。同署によると、男は黙秘している。
地権者以外にも親族が監視している可能性がある
(親族ぐるみで監視してるなんて噂も聞くからやめたほうがいいと思う 一切の責任は負いません)
— 湘南ペンギン (@shonanpen) December 5, 2022