2020年9月に発生した「サシオサエ」騒動
知らないうちに民事訴訟で訴えられて敗訴し、
銀行預金を差し押さえられたとして、大分市で飲食店を営む女性が
判決の執行力を排除する訴えを昨年10月、熊本簡易裁判所に起こしていたことが分かった。
民事訴訟を起こすには、
原告側が訴える相手の名前や住所を特定し、訴状に記載する必要がある。
女性の代理人の弁護士が調べると、
訴状には女性が住んだこともない住所が記載されていた。
熊本簡裁は男性側が記載した住所に訴状を送ったが、いったんは届かずに戻ってきた。
その後、男性側は「電気や水道のメーターが動いている」
「飲食店は営業していない」などとする書類を提出。
熊本簡裁はこれを受け、発送時点で届いたとみなせる
「書留郵便に付する送達」で訴状を同じ住所に発送し、裁判は始まったという。
女性は「男性側が記載した住所は自分と全く関係ない上、店も営業している。
裁判所はよく調べて手続きを進めるべきではなかったのか」と訴える。
なぜ?知らずに敗訴、差し押さえ 大分の女性、執行力排除求め提訴 | 西日本新聞me
知らないうちに民事訴訟で訴えられて敗訴し、銀行預金を差し押さえられたとして、大分市で飲食店を営む女性が判決の執行力を排除する訴えを昨年...知らないうちに民事訴訟で訴えられて敗訴し、銀行預金を差し押さえられたとして、大分市で飲食店を営む女性...