襟足が薄くなってきてしまった・・・
出産後に薄毛で悩むママは多くいますが、ひとりひとり薄毛の症状は
違い、なかなか正しい解消法に出会えないでいる人もいます。
- 襟足の薄毛は出産後ということだけが理由ではない
- 生活習慣が関わっていることも考えられる
出産の経験がある女性は、出産を機にさまざまな変化が体に訪れて
困惑をした経験が誰にでもあるはず。
私自身も一人目の子どもを産んで2か月目くらいで自分の髪が薄いことに
気が付き、慌てて無添加の育毛剤を探したのを覚えています。
出産後は育児や家事で忙しいので、できるだけ手間のかからない方法、
そして、お金のかからない方法で薄毛を治療したいものです。
しかし、手軽に出来る薄毛対策は、どの症状にも効果を発揮してくれるの
でしょうか?実は、症状によって効果があるものは違います。
私は薄毛が生え際中心だったのですが、近所のママ友は襟足中心で
「ポニーテールやお団子などのまとめ髪ができない」と悩んでいました。
出産後は自分のおしゃれを気にしている時間なんてないので、まとめ髪
が一番ですが、襟足が薄いと目立ってしまいます。
襟足の薄毛を解消するには、どうしたらいいのでしょうか?
襟足の薄毛について調べてみると、どうやら他の部分とは薄毛の原因が
違うようです。
生え際や全体的に薄い場合は、出産後の女性ホルモン・バランスの急変
が原因と言われています。
しかし、襟足の場合は、生活習慣が原因。
出産後でなくても起こりうる薄毛症状なので、十分な注意が必要です!
襟足の薄毛になってしまう生活習慣とは?
女性の薄毛には、さまざまな原因があり、ほとんどの人はストレスと遺伝が
原因と言われている男性の薄毛とは、大きく違います。
- ロングでいることは襟足が薄毛になりやすい
- シャンプーの洗い残し、髪型、マフラーなどの不衛生が原因
襟足が薄毛になる要因は、このようなものがあります。
◆ロングヘアーの人
・ロングヘアーは襟足の通気性が悪くなるので汗や雑菌が溜まりやすい
・髪の毛はバイ菌が多くつくので、それが襟足にもついてしまう
・襟足の薄毛がひどい場合は髪を切るだけでも改善される場合がある
◆シャンプーの洗い残し
・髪を洗う時は頭頂部中心になりがち
・シャンプーのすすぎが足りずに頭皮に残っている
・頭皮が不潔だと髪は育たない
◆ポニーテール、お団子などの髪型を頻繁にしている
・襟足を引っ張るような髪型を毎日していると毛穴に負担がかかる
・そのまま髪が抜けやすい状態になる
・スプレーなどで固めている場合、ヘアピンを多く使っている場合も危険
◆襟足をぼりぼり掻いてしまう癖がある
・襟足の頭皮を爪を立てて、ぼりぼり掻く癖がある
・頭皮がめくれ上がり炎症や乾燥の原因になる
・頭皮が荒れて髪が育たない
・シャンプーの洗い残しなどが原因
このように、襟足の薄毛の原因は
「不衛生であること」「毛穴に負担がかかっていること」
この2つといえます。
出産後であってもなくても、これらのポイントに注意をすれば、薄毛は
改善されます。
また、男性に多いのですが、襟足の髪を引っ張ったりいじったりする癖が
ある人は薄毛になりやすいですね。
ママが良くするまとめ髪、冷え対策のストールが不衛生ということなどが
薄毛の原因になりかねないということを、頭に入れておいてください。
襟足から始めるヘアケアで薄毛を改善できる!
頭皮が健康であれば健康な髪が生えてくるので、ヘアケアを襟足の頭皮
から行うことで、薄毛を改善できますよ!
- 襟足や耳の上、生え際から頭頂部に向かってケアする
- シャンプーもドライヤーも頭皮マッサージをするように行う
襟足の薄毛を改善するためには、ヘアケアの見直しが必要。シャンプーの
注ぎ残しやドライヤーが不十分なことで半乾きの状態になります。
このような、菌が繁殖をしやすい状況を防ぐ必要があります。
そのためには、全てのヘアケアを襟足から始めましょう。
・シャンプー前の予洗い
・シャンプー&すすぎ
・トリートメント&トリートメントすすぎ
・タオルドライ&ドライヤー
襟足から頭頂部に向かって耳の上から頭頂部にむかって、生え際から
頭頂部に向かってという風にヘアケアを行います。
頭全体の汚れを、すべて頭のてっぺんに集める感覚でケアをすると
よいでしょう。
また、出産後の身体は冷えが天敵ですが、常に首を布で覆っていると
通気性が悪くなります。
夜寝る時は、タートルネックではない首元が開いているルームウエアに
して、日中はスヌードをつけるなど。
常に首元を布で覆わないようにしてください。
シャンプーが合っていないということも考えられる
襟足の薄毛だけではなく、痒み、ヒリヒリ感などもある場合は、シャンプーが
合っていない可能性があります。
今使っているシャンプーとは、ちがう系統のものに交換してみましょう。
市販のシャンプーに特に多い合成界面活性剤のシャンプーは、アミノ酸系と、
石けん系があります。
ですが、石けん系は石けんカスが、頭皮や髪に残りやすいので、よく洗い
流す必要があります。
自分の使っているシャンプーの特徴を再確認してから変えてみてください。
シャンプーは、ヘアケアの基本となる重要なものなのです!